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卓球・伊藤美誠の決意 来年世界選手権でメダル、ロス五輪は白紙「続けるのも、辞めるのも自分なので」…単独インタビュー_スポーツ 振興 事業 助成 金 を 受ける 団体 の 心得

2024-11-14 12:54:43 来源:HolaSports 作者:包括的な 点击:726次
卓球・伊藤美誠の決意 来年世界選手権でメダル、卓球自分ロス五輪は白紙「続けるのも、・伊辞めるのも自分なので」…単独インタビュースポーツ報知
伊藤美誠

 卓球女子で21年東京五輪金銀銅メダリストの伊藤美誠(23)=スターツ=がこのほどスポーツ報知のインタビューに応じ、藤美スポーツ 振興 事業 助成 金 を 受ける 団体 の 心得今後の競技生活の方向性を明かした。誠のも辞今夏のパリ五輪代表は逃したが、決意界選次の目標を来年5月の世界選手権個人戦(ドーハ)に定めた。年世2028年ロサンゼルス五輪を目指すのかも含めて「続けるのも辞めるのも自分」と強い意志を示し、手権まずは直近の世界一に挑戦する。でメダルロスるのめるのもなのンタビュー(取材・構成=林 直史)

 伊藤は迷いのない表情で、輪は新たな目標を口にした。白紙今年2月にパリ五輪代表から落選した後は「世界ランク1位を目指す」と表明。続け当時は五輪前の7月まで全力を尽くすと語っていたが、で単独イ期間内最後の大会だった7月上旬のWTTスターコンテンダー・バンコク大会で約1年半ぶりの国際大会優勝。卓球自分その先の挑戦への視界が開けたと明かした。・伊スポーツ 振興 事業 助成 金 を 受ける 団体 の 心得

 「世界選手権のシングルスはベスト8が最高でメダルを取ったことがない。藤美もちろん誰も成し遂げてないことを成し遂げたいという気持ちもあれば、自分が取ったことがないものを取りたい気持ちもすごくあるので、そこに負けたくない。久々に国際大会で優勝することができてとてもうれしくて、そういう部分でも強く思うことができた。今は来年の世界選手権に出場してメダルを取りたい気持ちがすごくある」

 当然、世界選手権を終えた後の伊藤の動向も注目される。4年後のロサンゼルス五輪を目指す考えはあるのか。その問いには「全然、何も決めてない」と、あくまで“白紙”を強調した。

 「まずは世界選手権しか見ていない。そこまでは考えているけど、そこまでしか考えてない。世界選手権まで楽しみながらやり切りたい。それ以降は自分のタイミングで決めたい。続けるのも、辞めるのも自分なので」

 自分のタイミングを強く意識するのには、3年前の苦い経験がある。卓球人生を懸けて猛練習を重ねた21年東京五輪は混合ダブルス金など3つのメダルを獲得した。直後に立てた目標は、東京から約3か月後の世界選手権個人戦の優勝だったが、周囲から自身に向けられていたのはパリ五輪への期待。当初はそのズレに葛藤し、苦しんだ。

 「最初はパリを目指していたわけじゃなかったけど、その時は年齢も20歳で(パリまで)やるのが当たり前みたいな感じで、自然とそうなっていた。みんなが『パリまで頑張って』『優勝してほしい』と期待してくれるのはうれしいことでもあったけど、『やるのはこっちなのにな』って半分、グレた気持ちにもなっていた。自分のタイミングでやりたいのになって。もちろん本当に近い人は『お疲れさま。自分のタイミングでいいよ』と言ってくれてはいたけど、思いも頭も体もついてこない。やりたいことと言われることと、やってることが全部違った感じで難しかった」

 21年11月の世界選手権個人戦(米ヒューストン)では、引退も考えていたことも明かした。

 「世界選手権で辞めるぐらいの勢いだった。本当は絶好調のところでパッと退いて、みんなの印象に残るような選手でいたかったし、そういうところを目標にしていた。(引退は)今かなとは思ったけど、でもまだやり残したこともあるなって思いながら、やり続けていた部分があった」

 翌年にはパリ五輪の代表選考レースが始まり、戦う過程で、3大会連続の五輪切符を本気で目指す決意が固まった。最終的に目標には届かなかったが、その選択に後悔はしていない。パリも終わり、3年前とは年齢も立場も変わった。自身が受ける“次の五輪”への期待の違いも感じている。

 「今は何も言われることがないから、楽だなって。自分のタイミングで考えられるっていいなって、本当に思います。もちろんずっと続けてほしいと思ってくれる人もいるとは思うし、満足いくまでやり続けたいけど、それも決めるのは自分自身。その状況を楽しみたい。まずは世界選手権までと決めて、その前のアジア選手権もシングルスはメダルを取ったことがないがないので、取りたい。早田(ひな)選手とも女子ダブルスを『いつかまた組めたらいいね』という話しをしているので、WTTとかで組めたらいいなと思います」

 この夏は卓球人生で初めて約1か月間のオフを取り、母や友人と国内を旅行した。静岡・磐田市の実家では祖母と楽しくボールを打ち合ったり、SNSで調べながら普段とは違ったトレーニングに取り組み、新鮮な汗も流した。パリ五輪は負傷を抱えて戦った親友の早田ひな(日本生命)らの試合をテレビ観戦。東京五輪の混合ダブルスで足を痛めながら、その後の2種目に挑んだ自身の姿も重ね合わせ「出し切っている姿に感動した」と刺激も受けた。自身の進む道も定まり、23歳が再出発を切った。

 ◆伊藤 美誠(いとう・みま)2000年10月21日、静岡・磐田市生まれ。23歳。2歳で卓球を始める。世界選手権は団体で銀4、女子ダブルス(複)で銀2、銅1。五輪は16年リオで女子団体銅。21年東京は水谷隼との混合複で金、女子団体銀、女子シングルス(単)銅。1大会での金銀銅メダル獲得は日本女子で夏季五輪初。全日本選手権は女子単で3度V。世界ランク最高2位。150センチ。

 ◆伊藤美誠の今後の主な予定 日本生命で2季プレーしたTリーグには参戦せず、国際大会を主戦場に活動。最新の世界ランクは9位で、次戦は26日に開幕した格付けの最も高い世界ツアー、中国スマッシュ(北京)に出場。来月7日開幕のアジア選手権(カザフスタン)で世界選手権の出場権獲得を目指す。その後は来年1月の全日本選手権や世界ツアーなどを戦う見込み。

【取材後記】

 パリ五輪直後の9月。3年前にも同じ時期に伊藤にインタビューを行い、当時も次の目標をパリ五輪ではなく「世界選手権で優勝したい」と語ってくれた。目指すと掲げた大会は同じだが、過程は全く違う。前回は東京五輪の翌日に目標を設定。東京のシングルスで成し遂げられなかった頂点への思いの強さから、どこか「意地」を感じたが、今回は数か月をかけて芽生えたもの。表情にもゆとりが見えた。

 伊藤も「前回は考えがそこだけにしかない感じで、空回ってしまった。今はそこまで煮詰まってない感じがする」と自己分析する。地に足を着けて戦う世界選手権は、3年前と違った大会になると予感した。(五輪担当キャップ・林 直史)

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作者:探検する
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